第134回日本民藝夏期学校秋田会場が終了しました。(6月25日―27日まで)
第134回日本民藝夏期学校秋田会場報告
平成22年度夏期学校の最初の会場は秋田県民藝協会の主催で、6月25日(金)より三日間、秋田県生涯学習センター別館(ジョイナス)を主会場に開催された。
6月25日(金)14時10分より開校式。
金光章、水木省三、三浦正宏の3氏の挨拶があった後開校。14時30分より志賀直邦たくみ社長による「行動の精神―民藝の学び方・活かし方―」から講義が始まった。柳宗悦の思想変遷の背景が語られる熱意溢れる講義だった。
休憩もそこそこに、会場向かいの秋田県立美術館に移り、同ホールで開催中の「民藝とは何か―秋田の伝統工芸」展示を見学した。今回の夏期学校に協賛した、曲げワッパ、漆器、樽・桶などの現代の工芸品が展示され、分りやすい解説が添えられていた。
再びジョイナス隣の食事処に移り、17時40分から懇親会が開かれた。秋田の銘酒が花を添え、参加者は和やかに懇談した。
6月26日(土)9時から講義。午前中に、杉山享司日本民藝館学芸部長による「柳宗悦と民藝運動」。奥山順子秋田大学教育文化学部准教授の「『もの』から考える子どもの発達」の2講義があった。
大ぶりの弁当を車内に持ち込み、午後からの見学バス旅行がスタートした。まず秋田県立博物館を見学。その後男鹿半島を一周した。なまはげ館では怖い鬼の実演を楽しんだ。
6月27日(日)9時から開講。樺細工の八柳浩太郎、川連漆器の躑躅森健、大館曲げわっぱの浅井幸裕の制作、販売に直接従事する各氏による伝統工芸リレートークを聞いた。質疑応答があって、11時から閉校式。
入念な計画に沿い、細やかな配慮が端々に光る、模範的な夏期学校だった。名簿によると参加者53名。ちょうど半数が秋田県内からの参加者だった。(金光記)
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