第135回日本民藝夏期学校福岡会場が終了しました。(7月9日―11日まで)
第135回日本民藝夏期学校福岡会場報告
第135回日本民藝夏期学校福岡会場は、7月9日(金)、10日(土)、11日(日)の3日間、74人が参加して行われた。
〈第1日〉
正午、西鉄太宰府駅で受付開始、午後一時から九州国立博物館研修室で開校式。清田友彦校長(福岡民藝協会会長)のあいさつのあと、さっそく二つの講義があった。水尾比呂志・日本民藝協会会長『民藝の軌跡』(柳宗悦の「工藝の歴史的推移」の説明と、スライドによる民藝美観賞)と、伊東嘉章・九州国立博物館学芸部長『九州のやきもの』(中国、朝鮮半島とのかかわりを中心にスライドショーによる説明)。このあと同博物館内の常設展と裏方業務とを、交代で見学した。
午後6時半、宿舎のホテルグランディア太宰府で夕食・交流会。
〈第2日〉
午前8時半、バスハイクへ出発。大型バス1台につづくマイクロバスには隣県の熊本県民藝協会関係の19人が乗っての移動だった。午前10時、久留米市田主丸町の久留米絣・松枝哲哉氏(今年の皇居歌会始の入選者)の工房を訪問、つづいて八女市星野へ赴き、昼食のあと「古陶星野焼展示館」「山本源太窯」を回った。とくに古陶展示館では江戸時代の甕、茶壺、雲助、夕日釉煎茶器などが目を引いた。最後に「八女伝統工芸館」で当地の手仕事作品を見て帰途についた。この瞬間から雨が降り出し、見学の日としては幸いだった。
〈第3日〉
午前9時半から第1日と同じ研修室で第3の講義、杉山享司・日本民藝館学芸部長『柳宗悦と朝鮮陶磁』。最近の日本民藝館および韓国文化院での展示の状況が伝えられた。このあと感想発表や質疑、昼食後、館内常設展示と裏方との交代見学をし、午後2時すぎから閉校式となった。清田校長はじめ福岡協会の方々に正面に並んでもらってお礼を述べ、全日程を無事に終えた。
(外村記)

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