機関誌『民藝』 〜 平成22年9月号 〜
・特集 津軽のこぎん・南部の菱刺し
雪国青森の女性たちは、風土の中で「こぎんと菱刺し」という刺し子の着物を作りました。柳宗悦の民藝運動は各種の生活に根ざした美しさを見直しましたが、『工藝』14号(昭和7年)では歴史的に見ても初めて、「こぎん」の特集を組みました。
今回の特集は、用に根ざした「こぎん」について柳宗悦、歴史的観点から相馬貞三、日本民藝館の所蔵品に関して石井りえ氏の文章より構成され、「こぎんと菱刺し」についての理解が深まる内容となっています。
カラー図版では、日本民藝館所蔵の代表的な「こぎんと菱刺し」を着物に部分図を交え、紹介しています。
〈特集関連〉
「『こぎん』の性質」(柳宗悦)
「雪の炉辺に刺す―津軽・刺しこぎん、南部・菱刺に見る文様と繍技のドラマ」(相馬貞三)
「日本民藝館の津軽こぎん刺しと南部菱刺し」(石井りえ)
「英国『日本の刺し子』展開催」
「菱刺し模様いろいろ」
(カラー図版)日本民藝館所「津軽のこぎん・南部の菱刺し」
〈連載・読み物他〉
「民藝の軌跡(7)」(水尾比呂志)
「韓国文化院『柳宗悦 朝鮮とその藝術』展報告」
「『日韓文化交流と柳宗悦』を司会して」(松井健)
「私と民藝(6)」(庄司宣夫)
「第135回日本民藝夏期学校福岡会場終了報告」(外村民彦)
〈展覧会紹介〉
MIHO MUSEUM「古陶の譜 中世のやきもの」(9/4-12/12まで)
南砺市福光美術館「ことばの作家 棟方志功」(9/26まで)
〈書籍紹介〉
金光章著『民藝を楽しむ』
〈柳宗悦「師眼再会」〉
第200回 鐵釉土瓶 20世紀 小鹿田
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