機関誌『民藝』 〜 平成23年7月号(703号) 〜
・特集 豊田市民芸館(図版・豊田市民芸館蔵日本民藝館展優品作)
昭和56年の日本民藝館改築時、大広間と柳宗悦の書斎が取り壊されることを知った名古屋民藝協会会長(当時)本多静雄氏(1898─1999)は、これらを民藝館から譲り受けました。そして豊田市に寄贈、現在地に移築され昭和58年4月、豊田市民芸館が開館しました(現在の第1民芸館)。
同館は、本多静雄コレクションの民藝品、隣接するさなげ古窯本多記念館の資料を含め、約1500点を収蔵しています。現在新たな収蔵品も加わり、様々な企画・特別展を通して、民藝の普及・発展に寄与しています。
本号では、豊田市民芸館の歩みと今後や、同館の設立に大きく尽力した本多静雄氏の功績他を紹介します。図版には、豊田市民芸館蔵「日本民藝館展優品作」を掲載します。
〈特集関連〉
民藝館の仕事(柳宗悦)
菊花文梅瓶(本多静雄)
豊田市民芸館の歩みと今後(児玉文彦)
豊田市民芸館周辺の自然と施設
平戸橋界隈のこと(須田敏夫)
本多静雄氏と民藝─食の民藝と集積の美─
豊田市民芸館及び関連略年譜
図版目録
Toyota City Folk Craft Museum
〈口絵図版〉
豊田市民芸館蔵 日本民藝館展優品作より
〈連載・読み物他〉
復興の課題(志賀直邦)
長屋門(西館)の建築(下)(川島智生)
民藝の軌跡(14)(水尾比呂志)
「朝鮮の土となった日本人 浅川巧からのメッセージ」(澤谷滋子)
〈展覧会〉
豊田市民芸館「手仕事の現代日本」(2011/9/4まで)
鳥取民藝美術館「デザイナーとしての吉田璋也」(2011/9/10まで)
倉敷民藝館「民芸が生きている国の工芸展―アメリカ大陸編」(2011/12/4まで)
〈書籍紹介〉
中見真理著 『In Pursuit of Composite beauty Yanagi Soetsu,
His Aesthetics and Aspiration for Peace』
〈柳宗悦「師眼再会」〉
第210回 敷輪 朝鮮半島 昭和11年頃
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