『民藝』6月号(870号)「特集 棟方志功 本の仕事」

機関誌『民藝』 ~ 令和7年6月号(870号)~

特集 棟方志功 本の仕事

『民藝』2025年6月号

 『民藝』2025年6月号(870)は「棟方志功 本の仕事」特集です。  日本民藝館では6月14日より棟方志功の所蔵作品を一挙に公開する特別展が開催されます。テーマを「Ⅰ 言葉のちから」「Ⅱ 敬愛のしるし」「Ⅲ 神仏のかたち」の3つに分け、棟方板画の全貌が展観されます。本号では、その中から本の仕事に注目しました。
 棟方は版画に目覚めた1926年頃とほぼ同時期に本の表紙や挿絵の仕事を手掛けるようになります。版画では成り立たない生活を支えたのはこれらの仕事で、いつしかその仕事が高く評価され、著名な文芸家との仕事にも繋がっていきました。棟方が本という制約の中でどう制作と向き合い励んだのか。「印刷されたものが作品」という棟方の本の仕事をご堪能下さい。

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目次

〈特集関連〉
図版 棟方志功 本の仕事
職人としての棟方志功(石井頼子)
グラフィックデザイナー、棟方志功(上野昌人)
装本秘義(棟方志功)
自然児棟方志功(柳宗悦)
Shiko Munakata, Book Works
図版目録

〈その他〉
展覧会この一点 第42回 棟方志功 萌春の柵(青女子の柵)(山澤千春)
柚木沙弥郎の緞帳「とどろき」再生プロジェクトについて(丸山祐子)
『民藝』2025年6月号

『民藝』2025年6月号