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「日本民藝館」とゆかりの深い各地の民藝館や美術館を紹介いたします。

北海道・東北地方の民藝館

東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館

〒981-8522宮城県仙台市青葉区国見1-8-1
電話:022-717-3318
ホームページ:https://www.tfu.ac.jp/kogeikan

棟方志功記念館

〒030-0813 青森市松原2-1-2 電話:017-777-4567
ホームページ:https://munakatashiko-museum.jp/

出羽の織座 米澤民藝館

〒992-0039 山形県米沢市門東町1-1-16 電話:0238-22-8141
ホームページ:https://gensifu.com/building/

 

関東地方の民藝館

日本民藝館

日本民芸館の外観

昭和11年10月24日開館。昭和57年6月新館増築。
初代館長柳宗悦の示した民藝・工芸美論を具体的に提示し、新たな生活工芸の創造に役立つ、工芸の基準を示す場として開館。
陳列も可能な限り、物が美しく見えるよう配慮されており、説明も必要最小限に留めている。

約17000点の収蔵品の多くは、江戸後期以降の民衆生活に使用された陶磁・染織・木漆工などの工芸品。また関係個人作家作品も収蔵。常時500点を陳 列・公開している。また、平成18年に復元された柳の旧邸宅も毎月第2・3水・土曜に公開。

住所: 〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-33
電話: 03-3467-4527
開館時間:

10時-17時

入館料:

入館料大人1200円、大高生700円、中小生200円

休館日: 月曜休館(祝日は開館・翌日休館)
ホームページ: https://www.mingeikan.or.jp

 

濱田庄司記念益子参考館

益子参考館の外観昭和49年12月浜田庄司80歳を記念して設立。昭和51年開館。
建物は、益子町及びその周辺に所在した古民家を、直接移築・使用していたものを利用し、公開している。
浜田庄司が選択し蒐集し、寄付した工芸品と濱田作品約2000点を収蔵。
陶磁器、家具、染織、木工、絵画、硝子等々日本国内に留まらず、広く東洋・西洋の品物まで幅広く収蔵している。

住所: 〒321-4217 栃木県益子町益子3388
電話: 0285-72-5300
開館時間:

9時半-17時まで

入館料: 大人800円、中小生400円
休館日: 月曜休館(祝日は開館・翌日休館)
ホームページ: https://www.mashiko-sankokan.net/

 

国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

〒181-8585 東京都三鷹市大沢3-10-2 電話:0422-33-3340
ホームページ:https://subsites.icu.ac.jp/yuasa_museum/

益子陶芸美術館

〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町大字益子3021 電話:0285-72-7555
ホームページ:http://www.mashiko-museum.jp/

 

中部地方の民藝館

松本民藝館

松本民藝館松本のちきりや工芸店の店主だった丸山太郎により私立松本民藝館として、昭和37年開館したが、昭和58年土地・建物・収蔵資料のすべてを松本市に寄贈し市立となり、現在に至る。

収蔵品は約6000点余り。特徴として、李朝の工芸品や長野県内の古陶磁、松本市内の石拓などの収蔵品をもつ。

住所: 〒390-0221 長野県松本市里山辺1313-1
電話: 0263-33-1569
開館時間:

9時-17時

入館料: 入館料大人300円、中小生無料
休館日: 月曜休館(祝日は開館・翌日休館)
ホームページ: https://matsu-haku.com/mingei/

 

豊田市民芸館

豊田市民芸館昭和58年4月開館。豊田市内在住で、当時の名古屋民藝協会会長本多静雄より、日本民藝館旧大広間と柳宗悦書斎の解体材が市に寄付されたことを契機として民藝館が建設された。
収蔵品は約1万2千件。特徴として円空仏26体が収蔵されている。また、例年開催される日本民藝館展の歴代受賞作品の一部も収蔵している。

住所: 〒470-0331 愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100
電話: 0565-45-4039
開館時間:

9時-17時

入館料: 入館無料(特別展により有料の場合もあり)
休館日: 月曜休館(祝日は開館・翌日休館)
ホームページ: https://www.mingeikan.toyota.aichi.jp

 

富山市民芸館

富山市民芸館

富山民藝協会を結成した木工家安川慶一を初代館長とし、昭和40年6月富山市立の民芸館として開館。建物は岐阜県神岡町の板蔵を移築。
その後、市は民芸館の周辺に県内より民家を移築。昭和44年民芸合掌館、昭和56年に陶芸館を開館した。
現在このほかに民俗資料館、考古資料館、売薬資料館、茶室円山庵、管理センターなど8つの施設があり、これらをまとめて昭和54年民俗民芸村と命名された。
民藝館の収蔵品は約1000点。陶磁器が多く、地元の越中瀬戸・小杉焼なども収蔵している。北陸地方の筒描染や自在掛などもある。

住所: 〒930-0881 富山市安養坊1104
電話: 076-431-6466
開館時間:

9時-16時半

入館料: 大人110円、中小生50円
休館日: 年末年始以外無休
ホームページ: https://www.city.toyama.toyama.jp/etc/minzokumingei/

 

日下部民藝館

日下部民藝館日下部家旧本邸の一部を改装し、民藝館として昭和41年5月に開館。日下部邸は、明治8年の大火で焼け、同12年再建となった木造二階建ての町家である。

収蔵品は、約800点。主な収蔵品は飛騨地方のものを中心に、根付や渋草焼、飛騨春慶塗などの木漆工品等。また、住宅を民藝館としているだけに、季節ごと に日下部家伝来の雛人形や武者人形、花餅といった正月飾りなどを陳列している。

住所: 〒506-0851 岐阜県高山市大新町1-52
電話: 0577-32-0072
開館時間:

9時-16時

入館料: 大人・高校生500円、中小生300円
休館日: 火曜休館(祝日は開館・翌日休館)
ホームページ: http://www.kusakabe-mingeikan.com/

 

静岡市立芹沢銈介美術館

〒422-8033 静岡市駿河区登呂5-10-5 登呂公園内 電話:054-282-5522
ホームページ:https://www.seribi.jp
※芹沢銈介(せりざわけいすけ)の「けい」は、「金」へんに「圭」の字です。 Macintosh、また一部の機種では表示されません。

桂樹舎和紙文庫民族工芸館

〒939-2341 富山県富山市八尾町源川原 電話:0764-55-1184
ホームページ:http://www.keijusha.com

光徳寺・無尽蔵

〒939-1626 富山県南砺市法林寺308 電話:0763-52-0943

多津衛民芸館

〒384-2202 長野県佐久市望月2030-4 電話:0267-53-0234
ホームページ: https://tatsue-mingeikan.jimdofree.com/

 

関西地方の民藝館

大阪日本民芸館

大阪日本民芸館昭和45年の大阪万国博覧会に「暮らしの美」をテーマに日本民藝館が出典参加。万国博終了後も引き続き昭和47年に開館、現在に至っている。
収蔵品は、約4500点。個人作家作品を中心に収蔵している。
日本民藝館と大阪日本民芸館の収蔵品を中心に展示替を行い特別展を開催。

住所: 〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園内
電話: 電話06-6877-1971
開館時間: 10時-17時
入館料: 大人710円、大高生450円、中小生100円
休館日: 水曜休館
ホームページ: https://www.mingeikan-osaka.or.jp

 

京都民芸資料館

京都民芸資料館京都民藝協会有志の賛同と協力によって昭和56年4月に開館。設計上田恒次。
収蔵品は約1500点。主に近畿文化圏の工芸品を収蔵。京都は繊維製品の生産・流通において全国でも有数の土地柄ゆえ、染織品の収蔵品が多い。その中でも、丹波布や外邦染織品が豊富。

住所: 〒606-0016 京都市左京区岩倉木野町340
電話: 075-722-6885
開館時間: 毎月第三日曜日のみ開館。10時-16時半
入館料: 無料
ホームページ: https://kyomingei.exblog.jp/

 

河井寛次郎記念館

〒605-0875 京都市東山区五条坂鐘鋳町 電話:075-561-3585
ホームページ:http://www.kanjiro.jp/

アサヒビール大山崎山荘美術館

〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町大山崎銭原5-3 電話:075-957-3123
ホームページ:https://www.asahibeer-oyamazaki.com

丹波古陶館

〒669-2325 兵庫県篠山市河原町185 電話:079-552-2524
ホームページ:http://www.tanbakotoukan.jp

中国地方の民藝館

鳥取民藝美術館

鳥取民藝美術館耳鼻咽喉科の医業の傍ら、鳥取の民藝運動を支えた吉田璋也が自ら蒐集した品を小さい衣装蔵に陳列して昭和24年に鳥取民藝館として開館した。隣接して民藝品の販売を担う「たくみ工芸店」(昭和7年開店)、民藝品を実際に使用し郷土料理を賞味できる「たくみ割烹店」がある。
収蔵品は約5000点。特徴として陶磁器が特に多く、その他地元近在の工芸品や、吉田が中心になって始めた新作民藝品の製作者団体「鳥取民藝協団」の作品などが所蔵されている。

住所: 〒680-0831 鳥取市栄町651
電話: 0857-26-2367
開館時間:

10時-17時

入館料: 入館料大人500円、大学生300円
70歳以上の方・学生無料
休館日: 水曜休館(祝日は開館・翌日休館)

ホームページ:
(たくみ工芸店/鳥取民藝美術館)

https://www.tottori-mingei.jp/

 

出雲民藝館

出雲民藝館民藝の趣旨に深い感銘を受けた山本家の篤志寄付にはじまり、出雲民藝協会及び県内外多くの協力者の援助、外村吉之介の指導などにより、昭和49年11月開館。建物は、出雲地方きっての豪農である山本家の米蔵、木材蔵、長屋門を改装・整備されたものである。
所蔵品は約350点。主に出雲・石見を中心に山陰地方の陶磁器、染織、木工、金工品などである。

住所: 〒693-0033 島根県出雲市知井宮町628
電話: 0853-22-6397
開館時間:

10時-17時(最終入館時間16時30分)

入館料: 大人800円、高大生500円、中小生300円
休館日: 月曜休館(祝日は開館・翌日休館)、年末年始
ホームページ: http://izumomingeikan.com/

 

倉敷民藝館

倉敷民藝館広く一般に多くの工芸品の寄贈を受け、昭和23年開館。倉敷市伝統建造物群保存地区(通称美観地区)内にある。初代館長外村吉之介。建物は3棟の土蔵から成っており内2棟は江戸末期運河沿いに建てられた倉庫を民藝館として改修した。
収蔵品は日本、朝鮮、中国、東洋、西洋各地にわたる。物の新古を問わず、多様な民衆的工芸品を約15000点収蔵。個人作家作品を収蔵せず、純粋に民衆的工芸品の美しさのみを紹介するよう努めている。

住所: 〒710-0046 岡山県倉敷市中央1-4-11
電話: 086-422-1637
開館時間:

9時-17時(入館受付は16時45分まで)

入館料: 大人1000円、大高生400円、中小生300円
休館日: 月曜休館(祝日は開館・翌日休館)
ホームページ: http://kurashiki-mingeikan.com/

 

大原美術館工芸館

〒710-0046 岡山県倉敷市中央1-1-15 電話:086-422-0005
ホームページ:https://www.ohara.or.jp

山根和紙資料館

〒689-0514 鳥取市青谷町山根128-5 電話:0857-86-0011
ホームページ:https://www.daiinshu.co.jp

安部榮四郎記念館

〒690-2102 島根県松江市八雲町東岩坂 電話:0852-54-1745
ホームページ:https://izumomingeishi.com/abeeishirou/

四国地方の民藝館

愛媛民藝館

愛媛民藝館昭和42年6月、東予民藝館として開館。建物は土蔵造の様式で、設計浦辺鎮太郎。創立10年を契機に愛媛民藝館と改称。四国唯一の民藝運動の拠点となっている。
収蔵品は陶磁器が中心で、約1400点。地元の伊予絣や鑵子釜も収蔵している。

住所: 〒793-0023 愛媛県西条市明屋敷238-8
電話: 0897-56-2110
開館時間:

9時 ~ 16時半

入館料: 大人200円、中高生100円、小学生50円
休館日: 月曜(祝日は開館・翌日休館)
ホームページ: http://ehimemingeikan.jp/

九州・沖縄地方の民藝館

熊本国際民藝館

熊本国際民藝館昭和40年5月、初代館長外村吉之介が倉敷民藝館開館後、全国に民藝運動の社会教育的拠点の必要性を痛感、特に西日本に注目して熊本国際民藝館を開館した。外国との交流、蒐集品との深い関わりから、館名に「国際」を使用。建物は岡山県下の酒造倉を移築、増築したもの。

住所: 〒861-8006 熊本市北区龍田1-5-2
電話: 電話096-338-7504
開館時間: 10時-16時
入館料: 大人400円、学生300円、小中学生以下無料300円
休館日:

4月、8月、12月、左記以外の月曜(祝日は開館・翌日休館)、1月1日―4日

ホームページ: https://kumamoto-mingeikan.com/

 

北海道・東北地方関東地方中部地方関西地方中国地方四国地方九州・沖縄地方