『民藝』9月号（837号）「特集 朝鮮工芸との出会い」
機関誌『民藝』 ～ 令和4年9月号（837号）～
特集 朝鮮工芸との出会い
2022年9月号は「朝鮮工芸との出会い」特集です。
今年は柳宗悦が著した『朝鮮とその藝術』が刊行されて100年にあたります。日本民藝館ではこの節目の年に特別展「柳宗悦と朝鮮の工芸 陶磁器の美に導かれて」（9月1日から11月23日）が開催されます。
本号はその関連特集とし、柳と朝鮮工芸との出会い、そして『朝鮮とその藝術』で呼びかけた「互いを認め合い、平和に生きる」ことの意義など、柳の挑戦での活動を通し、その想いを見つめます。
目次
〈特集関連〉
柳宗悦と「朝鮮の美」との邂逅（杉山享司）
図版 日本民藝館特別展「柳宗悦と朝鮮の工芸」より
朝鮮工芸・柳宗悦への想い
2冊の本（山口信博）
柳宗悦と朝鮮に学ぶ（李尚珍）
李朝工芸を巡って（十五代 沈壽官）
朝鮮の工芸からはじまった私の写真（藤本巧）
李朝を傍らに（鄭玲姫）
朝鮮の品々（柳宗悦）
Encounter with Joseon Crafts
〈読み物ほか〉
展覧会この一点［第9回］日本民藝館「柳宗悦と朝鮮の工芸」展より
「朝鮮民画 山水図」（杉山享司）
63年後の「近代美術館と民藝館」
東京国立近代美術館「民藝の100年」のこと（花井久穂）
