『民藝』11月号(827号)「特集 民藝の広がり」

機関誌『民藝』 ~ 令和3年11月号(827号)~

特集 民藝の広がり

『民藝』2021年11月号 2021年11月号は「民藝の広がり」特集です。
 近年、国内に限らず、海外でも「民藝」をテーマにした展覧会が開催されております。また、民藝運動の以前からの柳宗悦らの朝鮮工芸への眼差しなど、諸外国との民藝運動との交流は現在まで多岐にわたります。
 本号では、近年の動向を中心に欧米と民藝のつながりについて、日本から世界に民藝が広がっていく様子の一端をお伝えします。民藝運動の中心人物であった柳や濱田庄司らの欧米での活動も紹介しています。

目次

〈特集関連〉
スペイン・バルセロナにおける展覧会について(古屋真弓)
カタルーニャで共有された民藝の理想
 ―その意義と研究動向の現在(松田健児)
民藝フィルムアーカイブ ―日本から世界へ(マーティ・グロス)
ミンゲイ・インターナショナル美術館とマーサ・ロングネッカー氏(三村京子)
フランス・パリ 国立グラン・パレ「Serizawa」展
濱田庄司・晋作 アメリカ・サンノゼ州立大学でのワークショップ 1963年
柳宗悦・濱田庄司らの欧米での活動年譜
Impact of Mingei

〈読み物ほか〉
瀬戸ものづくりと暮らしのミュージアム「瀬戸民藝館」の開館をめざして(水野雄介)
連載・郷土の食と風習 第18回 酒処西条の「美酒鍋」(横山良子)

ご購入はこちらから

『民藝』2021年11月号『民藝』2021年11月号